令和6年12月8日(日) 花垣地区住民自治協議会の「キラッと!プロジェクト 花垣地区歴史的史跡・名所継承事業」のフィールドワーク6回目で、治田地区を訪ね歩きました。
【コース】治田ふれあいプラザ駐車場 →徒歩で 地蔵寺等 → 車にて 大川遺跡(摩崖仏)
参加の皆様(30名)は曇り空で寒さを堪えながら、準備いただいたカイロと資料をもらい第一地点まで徒歩で移動。途中から暖かい日差しが。
月ヶ瀬に続く街道の道標横に佇む庚申塚。庚申の日に講の皆様が路上でお籠りをしたとのこと、なんとのどかな。体の中には三尸(さんし)という虫がいてその人の行いを見張っているそうな。庚申の日には静かに過ごしましょう。
そこから治田城跡へ。今は樹木が伸びているがその昔は街道が奈良県側まで見渡せたのだろう。次の地蔵寺(長福寺)までの途中、畑の中に今はなき治田分校の門柱が!?
地蔵寺ではその名の由来となる、金箔が僅かに残っている地蔵尊と弘法大師像にお参り、裏手に回り片腕の画家治田美山の碑を。
一旦プラザに戻り、車で縄文遺跡公園キャンプ場へ。対岸の大川(おおこ)地蔵はこの時期高山ダム湖に足元まで沈んでおり残念ながら十王像の全容は見えなかった。夏は早瀬となっていて近くから見えますので、是非その時期に訪ねてみてください。
花垣のインスタグラムで大川地蔵の空撮が紹介されていますので是非ご鑑賞ください。
治田史跡再発見の1日、お世話頂きました関係者の皆様、ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。